なんてことない毎日

そこそこのお金しかなかった大学生時代では、飲み会はもちろんでしたが、何より学友となんでもないことで面白がって遅くまで遊んでいたことが何よりの思い出です。

たとえば突然思い立って大量の食パンを持ち寄り、アイスクリームやシロップなどをそろえて、フレンチトーストを大量に作ってパーティを開いたり、はたまた友人が買ってきたシャボン玉を学校の敷地内でやり始め、遅くまでいい大人がシャボン玉をしていたりなどです。

電気が消えた暗い学校内(施錠はまだされていない時間ですが)に鬼ごっこをしたり、などもありました。もちろんそんな仲間たちと眠らずに朝まで飲み明かしたことももちろんありますが。

雪が降ったら雪遊び、雪だるまを作ることや雪合戦は必ずしていましたね体をたくさん動かすことばかり挙げていますが、紅葉や桜を見物しに行ったこともありました。
何らかの飲み会などの集まりよりも、そうした自然と集まり遊びだした時間が一番の思い出です。

紙飛行機をたくさん折りただ飛ばすだけ、作った折り紙の手裏剣を投げて遊ぶだけなんてこと、そんなことが多かったように思います。

決まりきっていた集まりなどよりも、そうした思いつきや思いだけで集まった仲間とのイベントごとが一番心に残っている思い出です。

アルバイトとコンパに精を出していました

私は大学生の時は勉強そっちのけでアルバイトとコンパに精を出していました。

アルバイトは長期の工場のアルバイトとは別に単発のアルバイトをよくやっていました。単発のアルバイトはそれなりに面白いアルバイトをいろいろ経験できました。単発のアルバイトは、学生相談所という学生の家やアルバイトなどを相談・支援してくれる公的機関で見つけていました。

そこには基本的に体を動かす仕事が多かったのですが、中にはサクラのバイトや絵の展示作業のアルバイトなどもありました。私はそのサクラや絵の展示作業のアルバイトの両方をやったことあるのですが、なかなか楽チンで、貴重な経験ができたなと思います。

特に絵の展示作業は、日展という大きい展示会でのアルバイトでした。これは普段、あまり見ることのない絵を間近で見ることができたので新鮮でした。またどういう行程で絵が展示されていくのかは私の中ではなかなか貴重な体験でした。

他にはゴミ漁りのアルバイトもしたことがあります。このアルバイトはゴミ収集場に行き、あるピックアップされたゴミ袋にあるゴミをチェックしていくのです。あまりいい気分のしないアルバイトでしたが、こういう仕事もあるんだなという意味で貴重な経験ができました。

このように貴重な経験もできたので学生の時のアルバイトの思い出は自分の中では貴重です。

貧しい学生と豊かな学生

大学時代は、あまり経済的に豊かではなかったので、節約をして切り詰めて、質素な生活をしていました。家賃の安い下宿に住み、自炊をしてつつつましく暮らしていました。

学費が支払えずに、バイトをしたり時には金融業者からお金を借りる事もありました。こちらで≪https://xn--zckzcya9c5015a4i6a.com/

私の暮らしていた下宿のすぐ隣に、地域でも有名な、良家の子女が通う、私立大学の学生たちが住んでいるマンションがありました。彼らは見るからにお金持ちで、クルマやバイクに乗り、友だちや女の子を連れてきてはワイワイと騒いでいました。

私はどうかといえばガールフレンドもおらず、下宿では他の学生の迷惑にならないように、友だちを連れてきても静かに話す程度でした。

私は大学に行った後、夕方からアルバイトで家庭教師に行ったり、運送屋で働いていました。その後、帰ってきて通りかかっても、彼らはいつも楽しそうに騒いでいるだけでした。

やがて大学4年になり、就職活動を始めました。毎日スーツを着てネクタイを締めて企業訪問を続けました。風呂なしの下宿だったので、夜は銭湯に行っていました。何十社もまわってやっとなんとか希望の会社の内定を取ることができました。

連中はといえば、実家を継ぐのか、親のコネがあるのか、特に就職活動をしている風でもなく、のほほんと遊んでばかりいるようでした。

彼らのことが羨ましいような、でも自分とは住む世界が違うといった諦めのような気持ちも持っていました。

会社に入って何年かして、たまたま取引先の営業としてやってきた人間がその大学の出身者でしたが、立場上、相手は妙にペコペコしていて、いろいろ苦労しているようでした。なんだかとても不思議な感覚がしました。まるで自分がアリとキリギリスの話の、アリになったような気分でした。